poor Pure

完全なる雑記ブログ ~日常で思ったことや感じたこと、お店や商品の紹介などを適当に書いていきます

SNSは投稿者の感情のはけ口として不適切に使用されている件

こんにちは、ぴすけです。

 

今週「荷物の配達員がマンションのポストを勝手に開けて中身を見た」というニュースを見ました。

正直そのニュースを見てすごく嫌な気持ちになりました。

 

事件の詳細

あるマンションで、見知らぬ男性が被害者女性の部屋の郵便ポストを勝手に開けて中を物色していたというものだったのですが、ニュースの中ではその時の様子が撮影されたドアホン映像が何度も繰り返し流れていました。

ポスト内に不在連絡票が投函されていたことでその男性の特定ができました。

 

被害者の女性(動画投稿者)は知らない人に自分のポストを物色されている様子に不安を覚えたそうです。

 

実際にはこの男性は大手運送会社の下請けの配達員だったのですが、制服などを着用していなかったため不審者と思われてしまいました。

 

僕も社会人になってからはずっと賃貸マンションで暮らしていますので、知らないところで勝手にポストを開けられていると思うと正直ゾッとしてしまいますね…。

まあでも大したものが入っていたことはないのでそこまで気にしていませんが(^_^;)

 

男性がポストを開けて中を見た目的

この配達員の言い分としては、配達先のマンションにマンション名の表記がなく住所が隣のマンションと同じであったこと、そしてポストなどに表札がなかったことから、配達先が本当に合っているのかどうかを確かめるために、ポスト内の郵便物で名前の確認をしたかったのだそうです。

 

実際に何かを取られているわけではないので、配達員は本当のことを言っていると思います。

 

僕が住んでいるマンションは現在3軒目となりますが、今のマンションでは表札がある部屋は10部屋中0部屋。

そして今まで住んできた2つのマンションに関しても、表札が出ていた部屋はほとんど無かったように思います。

そのため僕のポストに何度か身に覚えのない郵便物が入っていることもありました。

 

表札を出してない自分も悪いのに「誰これ?」とよくイライラしていましたね。

 

会社で決められた確認行為を怠ったことが原因

本来配達先がわからない場合の確認方法として、この運送会社では電話での確認が決まり事となっていたそうです。

実際に他人の郵便ポストを勝手に開ける行為は郵便局員のみ許されているそうで、他の方が勝手に開けると場合によっては逮捕されてしまいます。

 ※ただ今回の場合は配達員に悪意はないので逮捕には至らないそうですが…。

 

今まさに目の前にある郵便ポストの中をこっそり確認した方が、確認方法としてとても楽チンだという甘えが出てしまったんでしょうね。

気持ちはわからないでもないですが。

 

被害に遭われた女性も不安になったそうですし、社会のルールを守れていない以上批判されても仕方がないですね。

 

実はこのような事件はわりと起きている?

今回動画が残っているということで事件となってしまいましたが、実はこのようなことって結構起きてるんじゃないかと思うんです。

 

もちろん勝手に他人のポストを開けることは良くない事なので擁護するつもりはないですが、ネット上には「勝手にポストを開けられて困っています」や「勝手にポストを開けることは罪に問われますか?」などの書き込みを多く見ます。

 

今回の事例に限らず、このような事が起こってしまう背景には受け取る側にも以下のようなことが要因としてあるのではないでしょうか?

 

・ポストに表札がない

・住所が微妙に違う

・インターホンを鳴らしても居留守を使われる場合がある

・確認の電話をしても故意に電話に出ない人がいる

 

特に賃貸で1人暮らしの方の場合、ほとんどの方が表札を出していません。

インターホンを鳴らしても来客を嫌う方ならば居留守を使うだろうし、見たことのない電話番号から着信があれば出ない方の方が多いと思うんです。

 

そりゃあ配達先の住所が微妙で確認のための表札がなく、電話をしても出ないし折り返しもないなんて状況があるのであれば、今回のような確認方法をされる可能性は十分ありえると思います。

 

配達員がしっかりルールを守ってくれるのが1番ですが、それを防ぐためにポストにカギを掛ける必要がありますね。

 

このような要因は、今の時代同じマンションに住んでいるのにすれ違ってもあいさつすらできない大人が多く、他人を疑うことが当たり前になっている世の中の副産物といってもいいのかもしれません。

なんとなく悲しくなってしまいますね。

 

このような状況の中で配達員の方々は郵便物を正確に配達先に届けなければならないと思うと、なかなか大変な仕事だなと感じました。

 

まとめ

記事の冒頭に「ニュースを見てすごく嫌な気持ちになりました」と書きました。

 

人間嫌いの僕が言うのもなんですが、他人を遠ざけることが当たり前になった世の中、会社のルールを守れない配達員などいろいろ思うことはありますが、今回僕が嫌な気持ちになった1番の理由は、実は「被害者の女性」に対してです。

 

まあ確かに被害を受けて嫌な思いをしたのかもしれません。

主張が正しいのも被害者女性です。

 

でもそれなら配達員の素性がわかっているので、運送会社に謝罪を求めることはできると思いますし、もしわからなかったとしても証拠となる映像があるので警察に相談するなどいくらでも方法はあると思んですね。

 

それをわざわざSNSを使用して不特定多数の方が見ることのできる状況にして、さらにニュースでガンガン動画が流れてしまうという結果を招いたこの女性もたいがいクズだと思いました。

 

何でこんなこといちいちSNSで発信するの?

 

配達員はやり方こそ間違えてしまいましたが、配達先を間違えないようにとの想いでしたことだと思うのです。

今回それがテレビで動画が流れるまでの事態となりました。

わかりませんが、この方はもうこの仕事ができなくなるかもしれない。

 

この被害女性が何目的でSNSで発信したのか全く理解できない。

 

想像ですけど、単純に「こんなヤツありえなくない?」というように、嫌なことをしてきた相手をたくさんの人にさらしてやりたいとか、「こんなことされたんだけど」みたいな、同情されたい的なことなのだろうと思えてなりません。

…こんなことで目立ちたいの?ちっせぇ!!

 

そこまでするのであれば言わせてもらいますが、被害女性の郵便ポストにはちゃんとカギがあったそうなのですが掛けてなかったんですね。

開けられるのが嫌なら何故そこを怠るのか。

カギも掛けず配達員をさらし者にして叩くって意味がわからない。

 

以前バイトの迷惑動画の記事を書きましたが、最近SNSが身近にあることで少しでも一般的な行動から逸脱した人の行動などを動画にして投稿する人多いですよね。

www.pisukeblog.com

 

自分のことだけなら良いとして、後先考えず一時の感情だけでSNSを使用して他人の動画を投稿する人って、悪ふざけ動画と同じぐらいすごく気分が悪いです。

 

自分が気になったのならその場で解決できるやり方はいくらでもあるはずなので、しょうもないことでいちいちSNS使ってんなよ。

 

ありがとうございました。