お盆休みの帰省中、学生時代自動車免許を取得してからよく参拝させて頂いている「福王神社」へ、久しぶりにお参りに行ってきました。
「福王神社は約1400年前、敏達天皇の時代に百済から仏工安阿弥が来朝して毘沙門天を刻み、のちに聖徳太子の命によって、この像を福王山に安置し国の鎮護と伊勢神宮の守りとしたと伝えられています」
※三重県観光連盟公式サイトより
福王神社では毘沙門天が祀られていて、空高く伸びた大きな杉の木に囲まれた山中に神社があります。
山の中にあるということもあり、山道を通って駐車場まで行くのですが、さらに駐車場から神社へと続く坂と階段をあがっていかなければなりません。
今回は行くだけでとても運動になる福王神社を紹介させて頂きます。
目次
駐車場
神社へと続く坂の手前には大きな駐車場があります。
年末年始にはこちらの駐車場が満車となり、駐車場へ続く山道から渋滞が発生します。
本日は特に何のイベントもないので、車は私を含めてたったの2台でした。
環境の良い場所なので、私的にすごくオススメな神社です。
神社へと続く坂道
駐車場にある鳥居をくぐって階段を上ると現れるのが、神社へと続く長い坂道です。
この坂を前にすると、とりあえず脱力感に襲われます(^_^;)
福王神社は天狗信仰にまつわる伝説が多くあるので、坂道の手前には天狗のイラストが多くあります。
坂道はだいたい400m~500mくらいでしょうか。
運動不足の私では、のぼりきるころには太ももが悲鳴をあげています。
ここから振り向くと、菰野町の街並みが一望できます。
坂をのぼりきると鳥居があり、そこからさらに境内への階段が続きます。
境内へと続く階段
坂の上の鳥居をくぐると雰囲気が一転、空高く伸びた杉の木が太陽の光をさえぎっていて、少し涼しくなります。
階段を少しのぼると左手に手水舎があります。
福王神社の手水舎は龍ですね。
※これは龍神様で、龍神様というのは雨や雲を司る水の神様です。水というのは命の源であり、龍神様から出るお水は「御神水」とされているそうです。御神水で身を清めてから参拝するということです。
境内へと続く階段はそれほど急ではないので、わりと進みやすい林道が続きます。
しばらく進んでいくと毘沙門天様が。
…ん?これは大黒様ではないでしょうか?(;゜゜)
毘沙門天様が祀られている神社になぜ大黒様が?
まあよくわかりませんが…。
大黒様の頭には手編みっぽい赤色の新しめな帽子をかぶっています。
左の道が「参道(行き道)」、右の道が「裏参道(帰り道)」となっています。
※おそらく決まりはないと思います。
とりあえず左側の参道を進んでいくと小さな橋が見え、その先には急な階段があります。
階段をのぼりきると境内に到着です。
境内の様子
最後の急な階段を1段1段踏みしめて、ようやく境内に到着しました。
ちゃんと天狗様も祀られていました。
今日は神社の授与所が開いていなかったので、おみくじはもちろん御守りも買えませんでした。
まあ予想通りですが…(^_^;)
境内の右奥には、さらに奥へと続く道があるのですが、今回はここまでとさせて頂きました(´・ω・`)
境内の隅には小さなお稲荷さんもあります。
すぐ傍には1000年余の樹齢を重ねており、聖徳太子がお手植えされたという説のある「千段杉」と呼ばれている大きな杉が祀られています。
太くて大きな杉の木が空にめがけて堂々と伸びています。
歴史を感じますね(о´∀`о)
とまあ、こんな自然あふれる神社なのですが、「3」のつく日にはいろいろイベントをやられているみたいです。
結構通っていましたが、年末年始以外にイベントに遭遇したとがありません(@_@;)
おそらく御朱印もイベント時には頂けるかと思いますので、御朱印を集めている方もぜひ行ってみてください。(少しレアかも⁉)
神社情報
福王神社
059-396-1269
「3」のつく日はイベント実施?