お盆休みやゴールデンウィーク、年末年始など、大型連休には旅行や帰省など、高速道路を利用する人が多くなるので、交通量が多くなります。
車が増えることで、事故や故障などのトラブルに遭遇してしまう機会が増えますので、緊急時には落ち着いた行動が必要となります。
今回は高速道路の利用中に、エンストやパンクなどで車が停止した際の対処法についてお話します。
高速道路走行中・緊急時の対応について
緊急時のために備えるもの
・発炎筒(必須)
・停止表示器材(必須)
・ブースターケーブル(あると便利)
後続車へ合図を送る
何らかの要因で車が停まってしまった場合、自分の車が停車していることを後続車に伝える必要があります。
まずハザードランプを点滅させ、車を路肩に寄せます。
後方からの車に十分気を付けて、安全を確認した上で車を降ります。
同乗者がいる場合には、ガードレールの外側など、安全な場所に避難させます。
50m以上後方に、着火させた発炎筒と停止表示器材を置きます。
エーモン 三角停止板 国家公安委員会認定品(認定番号 交F16-2) 6640
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※高速道路上に車を停止する場合、停止表示器材を置かなければなりません。設置を怠った場合、「故障車両表示義務違反」となってしまいます。
違反点数1点、反則金6,000円(普通車)
合図を送ったら避難
後続車へ合図を送ったからといっても、車の中に残ることで、追突などの事故に巻き込まれる可能性があります。
後続車への合図が完了したら、同乗者と一緒に安全な場所へ避難してください。
電話で通報する
車の故障を後続車に合図し避難が完了したら、警察や道路管制センターへ事故や故障の状況を伝えます。
通報手段は3つあります。
[110番]
携帯電話から電話をかけます。
[非常電話]
高速道路では本線上に1kmおき、トンネル内には200mおきに非常電話が設置されています。
また、インターチェンジ、SA、PA、バスストップ、非常駐車帯にも設置されています。
非常電話は受話器を取るだけで道路管制センターにつながります。
[道路緊急ダイヤル(#9910)]
道路緊急ダイヤルには携帯電話からかけることができます。
道路緊急ダイヤルは全国の高速道路と国土交通省が管理する国道の全てが対象となり、24時間通話料無料で利用することができます。
緊急時の対処法まとめ
高速道路では年間約200人の方が交通事故で亡くなられています。
車間距離保持や早めのライト点灯など、事故を起こさないように気を付けると共に、故障して停車するようなことがあれば落ち着いて行動しましょう。
今回紹介した行動の中で最も気を付けるべきは、無駄に歩き回らないということ。
高速道路上で人がはねられる事故が増えているので、車外への避難中や待機中など、必ず安全が確保できる場所で待機や通報を行うようにすることが大切です。
明日からお盆休み、楽しいドライブになると良いですね(^.^)b
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