こんにちは、ぴすけです。
園児が巻き込まれた大津の交通事故、園児2人が亡くなるという本当に悲しい事故となってしまいました。
最近交通事故による死亡事故がとても多いですよね。
実際に増えているのかはわかりませんが、世の中が交通事故に対して非常に敏感になってきているように思います。
もちろん悪いことではありませんが。
それもそのはず、特に最近の交通事故による死亡事故は、犯人の悪質な運転によって引き起こされる事故が増えてきているからなのかなとも考えられます。
最近よく取り上げられる交通事故
ここ数年で交通事故として印象に残りやすいものといえば「高齢者による事故」、「あおり運転による事故」、「飲酒運転による事故」あたりでしょうか。
高齢者による事故に関してはいろんな考え方があり、個人的には免許の返納を真剣に考えて欲しいというのが本音ですが、正直難しい問題だと感じています。
免許を所持している高齢者の方だけでなく、家族の支えや法整備、また環境整備などが必要になると思うので、高齢者だけを責めるのもどうかと思います。
それよりもはるかにタチが悪いのが「あおり運転」、「飲酒運転」です。
起こるたびにニュースで取り上げられ、いろいろな専門家や有名人が批判的なコメントを出し、さらにネット上ではあちこちで批判されています。
死亡事故でないとしても、誰もが犯人を許すことのできないような事例にもかかわらず、性懲りもなく同じような事故が報道されます。
僕たちはテレビを見るたび「またか…」と悲しい気持ちになると同時に憤りを感じます。
犯人による悪質な運転によって、理不尽に命が奪われてしまうのですから。
そんな中、最近の死亡事故の中で個人的に特に衝撃を受けたのが、2019年4月19日に池袋でおきた高齢者ドライバーによる母子死亡事故です。
この事件が起きてすぐ、ブログで記事にしようかとも思ったのですが、書いた記事からは怒りしか読み取るものがなくブログがいつも以上に駄作であると感じてヤメました。
しかしその事故に関しては、おそらく皆さんも僕と同じような気持ちではないかなぁと勝手に思っています。
勝手な推測ですが、何かしらの作用(金とか権力とか?)によってまだ逮捕されていないようですしね(-""-;)
今回の大津の事故の犯人がすぐに逮捕されているという事実が、池袋の事故に対してさらに不信感を生みますね。
猛スピードで次々と通行人をはねておいて、車が止まってすぐに取った犯人の行動は、救急車の手配や警察に連絡をするわけでもなく自分の息子に電話をしていたらしいですし。
息子に電話をした内容についてはネット上でよからぬ憶測が飛び交っていますが、これは言われても仕方がないですよね。
本来であれば、事故直後に取るべき行動は、怪我をされた方々のために行動すべきだと思いますから。
「ブレーキが戻らなかった(乗っていた車に欠陥があった)」というような言い訳をしています。
確かに気が動転して認識間違いしている可能性も否めませんが、言い逃れをしているともとれるから判断が難しい。
しかし、事故直後に息子に(うわさでは何らかの指示)電話をしている時点で、保身のことしか考えていないように思えてなりません。
そしてまだ入院中とはいえ逮捕されないという事実。
こんな奴が守られる日本は終わりですわゞ(`´ )
…結局書いてイライラしちゃいました(´・ω・`)
なんせここ最近多かった交通事故、死亡事故は、法をも犯す犯人の悪質な運転によるものが目立っていたように思います。
大津の交通事故について
今回発生した大津の交通事故。
右折車と直進車の接触によって起きてしまったわけですが、両者の言い分は下記の通りです。
右折車側は「直進車がいないだろう」と思いハンドルを切り、直進車側は「右折車がブレーキを踏むだろう」とそのまま交差点に突っ込んでしまいました。
過失割合はともかく、両社ともに「だろう運転」をしてしまったということです。
両者とも非を認めていて、これまでの悪質な運転をした犯人とは全く異なるのですが、人の命を奪ってしまったという事実は同じなんですよね。
タイミングと環境次第で運命が変わる怖さ
今回の事故に関しては、僕はすごく怖いと感じました。
なぜならこの「だろう運転」は、誰もが100%経験しているのではないかと思っているからです。
今回右折した車の方が過失が高いみたいですが、右折車は「直進車は来ないだろう」、直進車は「右折車がブレーキを踏むだろう」という判断が招いた事故です。
車を運転する以上「だろう運転」はあってはならないし、仕方ないとも思ってはいけないかもしれない。
別に今回の加害者をかばっているわけでもありません。
しかし、不注意って誰にでも必ずあることだと思うんですよ。
その不注意のタイミング次第で事故が起きてしまい、タイミング次第で取り返しのつかない事故になってしまうんです。
だからこそ自分自身が、いつでも加害者にも被害者にもなってしまうという危険性が常に付きまとっているということを理解する必要があるのです。
また、もし歩道にガードレールや防護柵の設置があったとしたら、幼い命が奪われるような重大な事故にはつながらなかったかもしれません。
大津の交通事故で感じたこと
ニュースでは事故の状況とともに、園側の記者会見や亡くなられた園児の親御さんのコメントなどの紹介が何度も報道されました。
この事故で1番辛いのは、亡くなられた園児、その家族、園側の関係者など被害に遭われた方々です。
それは間違いないのですが、加害者の方は悪質な運転をしていたわけではなく、起こそうと思って起こし事故ではありません。
事故の原因とされている2人のドライバー、特に右折車側の方に関しては幼い命を奪ってしまったという罪を背負って生きていかなければなりません。もちろん直進者の方も同様だと思いますが。
記者会見での園長先生の様子はとても見ていられなかったし、被害者、加害者の胸中を考えるだけで、本当に胸が苦しくなります。
テレビで毎日のように報道されていますが、個人的に見ていられないんです。
事故と無関係ではあるものの、僕たちが大津の死亡事故で学ぶべきことはたくさんあり、それは事故関係者や今回クズだと騒がれているマスコミを叩いたりすることではなく、今回の事故は普段から車を運転している僕たちが加害者にも被害者にもなる可能性と常に隣り合わせであるということを認識しなければならないということ。
そして今回のように歩行者を守るための防護柵などの設置、または将来的に歩道と車道の完全な区別化など、歩行者と車が干渉しないような道路整備。
またもうひとつ大事な事として、日本は幅広い意味で保育環境を改善することが課題ではないかと感じました。