こんにちは、ぴすけです。
みなさんのご家庭に、飲み忘れて賞味期限の切れてしまった(古くなった)コーヒー豆はありませんか?
僕は自分でコーヒー豆を挽いてドリップするためコーヒー豆をよく購入するのですが、それ以外にもお中元などで頂いたりするので、掃除したときに棚の奥から賞味期限の切れてしまったコーヒー豆が時々出てくるんですよね。
都度もったいないなぁと思うのですが、それでも時々コーヒー豆の賞味期限を切らしてしまいます。
そうなった場合には処分することになりますが、ただ処分するのって何だかもったいないですよね。
そこで今回は、古くなってしまったコーヒー豆の活用方法を紹介します。
目次
再焙煎して飲む
個人的にはあまりおすすめしませんが「それでもなんとか飲みたい」という方は1度試してみては?という方法です。
新鮮だった頃の豆と比べると美味しくないですが、ご自身で煎り直すことで飲むことができます。
※コーヒー豆は挽く前の状態です
[コーヒー豆の煎り方]
50g~100gのコーヒー豆をフライパンに均等に広げて弱火にかけます。
フライパンを左右に揺すり続けて全体をムラなく焙ります。
豆から「パチパチ」と音が聞こえ始めたら完了です。
※この辺の判断がなかなか難しいです
キッチンペーパーを敷いたお皿にコーヒー豆を移し、完全に冷えるまで待ちます。
しかし、やはりおすすめできないかな。
賞味期限切れ期間が数ヶ月ぐらいであればまだ良いですが、何年もとなるとコーヒー豆の酸化が進んでいて、再焙煎することで苦味も強くなります。
また、古すぎるコーヒーの場合カビや虫なども心配です。
飲むことで最悪体調を崩してしまう可能性がないとは言い切れません。
その辺は自己責任でお願いします。
まあでも数ヶ月ぐらいのものであれば、ある程度納得できる味にはなるかもしれませんね。
脱臭剤として使用
かなり有名だとは思いますが、使用後のコーヒー豆には消臭効果があります。
コーヒー抽出カスには、活性炭以上に、アンモニア(におい成分)の脱臭効果が優れていることがわかりました。
※UCCの研究活動にて
UCCの調べによると、コーヒーの抽出カスは活性炭に比べてアンモニアの吸収率が約5倍もあるそうなんです。
この特性を活かし、脱臭剤として活用するのがおすすめなんです。
脱臭剤になるコーヒーの抽出カスを作る
コーヒーを抽出した残りカスを使用するので、コーヒーとしては飲みませんが一応ドリップしてカスを作ります。
ドリップしたコーヒーは飲まずに棄ててしまいましょう。
脱臭剤として活用するためには、抽出し終えたコーヒーのカスを乾燥させる必要があります。
乾燥させたコーヒー抽出カスの脱臭剤
カスを乾燥させる方法として一般的なのは天日干しです。
外に置いておくと風で飛んでいってしまう可能性がありますので、室内で陽のあたる場所に新聞やキッチンペーパーなどを敷いて、その上に広げて乾燥させます。
注意点としては、カスを広げておかないとなかなか乾いてくれません。
また時々カスをいじってあげないとカビが発生する可能性があります。
そして敷いたキッチンペーパーですが、時々交換してあげないと湿ったままになってしまい乾燥が遅くなります。
もう少し早く乾燥させる方法として、お茶パックなどにカスを入れて、ハンガーで干しちゃいましょう。
この時下に滴が垂れてしまうので、場所によっては新聞や器などを置いておいた方が良いと思います。
乾燥させるのに手っ取り早くておすすめなのは電子レンジです。
とりあえずコーヒー2杯分で紹介します。
器は何でも良いですが、コーヒーの抽出カスをマグカップに移します。
600Wで約2分加熱していきますが、途中30秒毎に扉をあけて器を揺すり、カスを均等にしていきます。
様子を見ながら加熱し、カスがサラサラになり水分が飛んだら完成となります。
約2分の加熱で上写真のような仕上がり。
加熱しすぎると、後で電子レンジの中を掃除しなくてはならなくなりますので注意してください。
少し粗熱が取れたら、小さな布袋やお茶パックなど、通気性がよくカスが出てこない目の細かい袋に移します。
完成!
使用例として、冷蔵庫の中や下駄箱の中などのにおいの気になる場所に置いておきましょう。
乾燥させずに脱臭剤にする
じつはコーヒーの抽出カスは湿っている状態で使用した方が、においの吸着効果が高いです。
特にアンモニアを吸着するので、湿ったままの状態で器に移し、トイレの脱臭剤として使用するのがおすすめです。
時々コンビニのトイレで見かけますよね。
気を付けることは、カスが湿ったままの状態なので、長時間使用するとコーヒーの抽出カスにカビが生える可能性があります。
可能であれば1~2日で交換するのが理想です。
また、シンクで使用する生ゴミカゴにいれておくことで、生ゴミのにおいをかなり軽減することができますよ。
かわいいサシェを作成
以前別の記事で少し紹介しましたが、コーヒー豆を使用したサシェ(香り袋)を作って活用する方法があります。
サシェにすることで、車の中や部屋の中にぶら下げて使用することができます。
サシェの作り方
◯材料
・コーヒー豆
・紙フィルター1枚
・ホッチキス(マスキングテープとか)
・ウッドクリップ
・ラッピング袋(小)
・ひも(輪ゴム)
・デザイン用のスタンプやシール
全て100円均一で揃います。
◯作り方
まず紙フィルターの口の部分を2回折ります。
折り目を付けたら再度広げて紙フィルターの中にコーヒー豆を投入。
再度紙フィルターを折ります。
紙フィルターが開かないようにホッチキスなどで止めます。
木クリップにひもを通したら紙フィルターに取り付けます。
最後にラッピングに使用するビニールバッグに入れたら完成です。
この状態だとなんだか寂しいという方は、紙フィルターに絵やスタンプ、シールなどを貼ってみるとよりかわいくなります。
↑これはかわいくない(;´д`)
僕は車の中でぶら下げて使用していますが、コーヒーの香りが好きなので結構気に入っています。
野良猫が多い地域では猫よけに
挽いたコーヒー豆を庭などに撒いておくと、猫ちゃんが嫌がって寄ってこなくなります。
特に糞害などでお困りであれば、1度試してみる価値ありの活用方法です。
まとめ
何かと賞味期限を切らしてしまいがちなコーヒー豆。
再焙煎することで飲むこともできますが、やはりおすすめなのが脱臭剤としての活用方法ですね。
脱臭剤として使用することで、市販のものを購入する必要がないくらいの効果を発揮してくれます。
お子さんがコーヒーの香りが嫌いでなければ、サシェを一緒に作るのも楽しいと思いますよ。
コーヒーの香りが好きな方であれば、いつでもコーヒーの香りを楽しめるのでとてもおすすめです。
もしコーヒー豆が残っているようであれば、ぜひ試してみてください。