こんにちは、ぴすけです。
無添加のおだしを取り扱う京都の老舗だし会社「うね乃(株)」が運営するうどん店「仁王門うね乃」を利用しました。
「うね乃(株)」は1903年創業の老舗だし会社で、だしに拘った上質なうどんを提供しているのが、2014年にオープンしたこの「仁王門うね乃」です。
おだし会社が経営するうどん屋さん。
うどんが期待通りにおいしかったので紹介したいと思います。
お店の詳細
[外観]
川端通りから1本中に入った路地にあるお店は、明るい土壁の雰囲気の良い外観。
遠目からだとうどん店らしさがないので見落としてしまうかもしれませんが、お店の前には「うどん」と書かれた旗と、うどんの写真の入ったメニュー表が立て掛けてあります。
[店内]
厨房側に8席、反対の窓側に8席と、客席はカウンターのみの様子。
入口入ってすぐに階段があったので、コース料理があることからも2階にお座敷がありそう。
店内は外観同様雰囲気が良く清潔感もあるので、落ち着いて食事ができます。
人気メニュー
[メニューの一部]
うどんのわりには価格帯が少し高め。
それでもお客さんが多いので、うどんのクオリティに期待が持てます。
一般的なきつねうどんやたぬきうどんの他、京都ならではの食材を使用したしっぽくうどん、日替わりの炊き込みご飯など、観光客にも人気のメニュー構成です。
また季節によって旬な食材を使用した期間限定うどんも人気があり、これをお目当てに利用するお客さんもたくさんいらっしゃるそうです。
[期間限定メニュー]
今回(2019年9月)は、熟成肉にミョウガと梅肉を使用した「冷やし肉とろろうどん」が限定メニューとなっていて、暑い夏にピッタリのメニューです。
京都を味わえるしっぽくうどん
期間限定うどんもかなり魅力的でしたが、今回は初めての利用ということで1番人気メニューの「しっぽくうどん」をチョイス。
[しっぽくうどん]
しっぽくうどんは、京都ならではの湯葉に九条ねぎと、生麩、細切りの人参、だし巻き玉子、しいたけ、小松菜、生姜をトッピングしたうどんです。
スープはとても澄んでいて、一口すするとだしの効いた雑味の少い上品な味わいが特徴。
そんなしっぽくうどんをあんかけで仕上げた「のっぺいうどん」というメニューもあり、今回はこののっぺいうどんを注文しました。
あんかけで仕上げたのっぺいうどん
[のっぺいうどん]
甘めに味付けされたあんかけはスープ同様にとても上品で、だしの風味が口の中に広がります。
[コシの弱いなめらか食感の細麺]
京風うどんの特徴でもある、コシ少なめで柔らかい食感の麺を使用しています。
喉ごしも良く、しっぽくうどんにはとても良く合うのですが、のっぺいうどんの場合あんにとろみがあるため、もう少しかための麺の方が個人的には好みかなと思います。
さらに柔らかいうどんと一緒に小松菜を食べることでしゃきしゃき感が加わるため、食感が楽しくなります。
また絶品の甘いだしスープも、トッピングされているおろししょうがによって爽やかな風味になり、味に飽きることがありません。
スープも全て完食してしまいました。
万が一味を変えたい場合には、客席に常備されている薬味を使用することができます。
[薬味]
※左から一味、七味、山椒
まとめ
仁王門うね乃では、上質なだしに拘ったうどんを食べることができます。
値段が少し高いだけあって、本当においしい上品な味わいのうどんでした。
地元の常連客だけでなく観光客にも人気があり、特に土日は並ばないと入れないこともしばしば。
今回は平日ということもありすぐに入店することができたのですが、開店すぐに訪問したにも関わらず、厨房側のカウンター席はすでに埋まっていました。
平日であれば問題なさそうですが、もしお休みの日に利用する際は、早めに訪問して並んだ方が間違いないですね。
またお昼でも予約ができるのそうなで、事前に予約して訪問することをおすすめします。
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