poor Pure

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不登校の小学生YouTuber「ゆたぼん」 叩かれるべきは周りの大人だ!!

 

こんにちは、ぴすけです。

 

恥ずかしながら最近ネットニュースを見て初めて知ったのですが、不登校の小学生で人気YouTuberがいるということで衝撃を受けました。

 

一般的に否定的な方が圧倒的に多い中、有名人などが彼に賛同したりと少なからず肯定する方も中にはいたりします。

 

彼に対して賛否あるのですが皆さんはどう思われますか?

 

今回はほんの一部ではありますが、僕自身そんな彼の動画を見て感じることを記事にしたいと思います。

 

 目次

 

 不登校の自称天才YouTuber「少年革命家ゆたぼん」とは

さて、僕のようにゆたぼん君のことを知らない方のために、一応簡単に紹介させて頂きます。

 

◎ゆたぼん

不登校の小学4年生(10才)。

ワンピースのルフィに憧れているのか、麦わら帽子をトレードマークとしている少年で、学校には行かずにYoutuberとして活躍(?)しています。

 

「ハイサイまいどー」という元気な掛け声から始まるゆたぼん君の動画「少年革命家ゆたぼんチャンネル」では、約150本程の動画がアップされていて、約3.5万人のチャンネル登録者を獲得しています(@_@)…スゴッ

 

不登校のきっかけについては彼の動画やネットニュースなどでも取り上げられています。

 

彼の動画、少年革命家ゆたぼんチャンネル「ロボットになるな!」不登校の天才YouTuber「麦わらのゆたぼん」にて本人が語っていますので、気になる方はチェックしてください。

※リンクは貼りません

 

ゆたぼん君が不登校となった経緯

ゆたぼん君が不登校になった理由は、本人の動画を見ると下記のような感じです。

 

・宿題をするのが嫌だから

・先生や親の言うことを聞いている他の子達がみんなロボットに見えた

 

…なんのこっちゃ。

 

他にもいろいろ話していましたが、聞いてる感じだと不登校になった大きな要因はこの2つの様な気がします。

 

でもね、僕も学校に行きたくない時期は当然ありましたからね、彼の気持ちはわからないでもないんですよね。

 

現在のゆたぼん君の主張

ホントに一部ではありますが、彼の動画を見るとゆたぼん君には何やら使命感というか強い意思があるみたいですね。

 

動画の中でいろいろ語っていましたが、ゆたぼん君は苦しんでいる子や不登校の子、また自殺してしまうような子、そんな子供たちは学校に行きたくないにも関わらず大人が無理矢理行かせているとのこと。

 

将来自分がラジオのパーソナリティになって、そのような子供たちに「死にたくなるくらいなら学校なんて行かなくて良い」と発信し、勇気を与えたいのだそうです。

 

「子供は学校に行く権利はあるけど義務はない」という自身の主張から、学校に行きたくない方は行かなくていいと世界中の子供に向けて話しています。

 

1番大切なのは「自分の命、自分の人生、自分の心だ」と語るゆたぼん君は、その中でもより強く感じられる主張として「不登校は不幸じゃない!」と、不登校に悩む子供たちにエールを送っています。

 

ゆたぼん君に対する賛否の声

ゆたぼん君を批判する意見には以下のようなものがあります。

 

・嫌なことから逃げているただのわがまま君

・学校で学ぶのは授業などの勉強だけではない

・本当に苦しんでいる子と一緒にするな

・義務教育ぐらいしっかり受けろ

・父親が中卒で元暴走族で前科持ち&クズである

・世の中なめている etc…

 

まあ一般的に考えると当然の意見だと思います。

 

ゆたぼん君の動画で語られているように、彼は宿題をするのが嫌だったから不登校になりました。

 

もし彼がいじめを受けているなど、苦しい環境に置かれて不登校になったのであれば、ほとんどの方がゆたぼん君に理解を示したと思います。

 

しかし彼の場合、自分がやりたくないことをやらされるのが嫌で不登校になり、さらに周りの子達は先生の言うことを聞いているから「ロボットみたいに見えた」と発言しています。

 

個人的なわがままとしか思えない理由だからこそ、世間からは厳しい意見が飛び交っているんでしょうね。

 

そんな批判的な意見が大多数占める中、ゆたぼん君を肯定する意見も出ています。

 

・宿題をきっかけに小さな疑問や違和感を抱くのはすごい

・この年でここまで語れるのが凄い

・学校に行かなくても勉強できることはたくさんある

・自分のやりたいことをやればいい

 

ホント人間って面白いですね。

こうもいろんな意見があると、何が正しいのかはわからないですね。

考えさせられます。

 

ゆたぼん君はなぜ叩かれるのか?

僕は不登校というのは決して悪いことではないと思っています。

 

世の中には学校に行くことでいじめられて、本当に苦しんでいる子供達はたくさんいると思います。

 

もし僕の子供がいじめられて辛い思いをしているのであれば、無理に学校に行かせたりしません。

 

このような思考は僕だけでなく、ゆたぼん君に対して批判的な見解を示している方のほとんどが、僕と同じ判断をするのではないでしょうか。

 

では何故ゆたぼん君が叩かれるのかというと、やはりYoutubeという誰もが知っていて簡単に利用できる動画サイトに自分の少し外れた生き方を主張、正当化し、さらに宿題が嫌だというわがままからの不登校にも関わらず、いじめで苦しむ子や病気で学校に行けない子に対して、主導者的な立場を取っているところが問題なのではないかと思います。

 

そもそも自分の嫌なことから簡単に逃げ出してしまうような未熟な少年が、いったい誰の見本になるのかとても疑問です。

 

また、ニュースなどでは不登校を勧めているわけではないというような補足がなされていますが、動画の内容を見てみるとどうも勧めているようにも見受けられるということも問題ですかね。

 

ゆたぼん君の背景に存在する多数の悪

大炎上中のゆたぼん君をめぐりさまざまな意見がある中、彼の周りにはいくつかの「悪」が存在していると感じます。

 

ゆたぼん君の両親

ゆたぼん君に対する批判的な意見の中に「ゆたぼん君は悪くない」という意見も多数あります。

 

ゆたぼん君本人ではなく親が悪い(特に父親)という意見があり、父親はゆたぼん君のことを自分のロボットのように操り、ゆたぼん君がYoutuberとして生きている今のあり方について「虐待ではないか」と言う方もいます。

 

虐待かどうかはさておき、宿題が嫌だからという理由で学校に行きたくないと言い出した息子に対して、彼の両親は教育もろくに出来ないという印象です。

 

学校というのは集団行動の中で社会性を身に付けたり、たくさんでなくてもいいので友達を作ったり、社会に出ても困らないような基礎的な学力を徐々に養う教育の場所なのです。

そして義務教育という法律によって、わざわざ権利として与えてもらっている場所なのです。

 

もし自分の子供がゆたぼん君と同じ理由で学校に行かないと言い出したら、僕なら間違いなく学校に行かせると思います。

 

「別に学校に行かなくても学べることはたくさんある」という賛成意見も多数ありました。

確かにその通りかもしれません。

ですが学校に行かなければ学べないこともたくさんあると思うんですね。

 

学校でみんなと同じことを学び、いろんな価値観に触れ、それ以外で「別に学校に行かなくても学べること」に当てはまるものをプラスアルファで学ぶのであればとても素晴らしいことだと思いますが、わざわざ教育の場として平等に与えられている学校に行かないというのは、もったいないとしか言いようがありません。

 

そしてそれはまだ未熟なゆたぼん君では判断できないでしょう。

 

だからこそ1番近くで彼を見守っている両親が判断を誤ってはいけないのです。

 

それどころか、両親がゆたぼん君本人を世間にさらすことになるYoutubeの中に身を投じさせているのも問題です。

 

彼の動画の広告や講演会等で発生する収入で両親は潤っているのが現状なのです。

 

子供を使って収入を得ているというのは考えものです。

 

ただただゆたぼん君を誹謗中傷するだけの大人たち

子供が「勉強をしたくない」「宿題をしたくない」という気持ちを抱くのは別におかしなことではありません。

 

大人になってもそうですけど、自分のやりたくない事ってやりたくないじゃないですか?

 

だからゆたぼん君の「宿題をやりたくない」「勉強したくない」という感情は正常、当たり前のことだと思いますよ。

 

だから僕もゆたぼん君が悪いとかおかしいとは思わないんですよね。

しかし、それでも彼の動画は見ていて特に面白くもないし、あまりいい気がしないというのも本音なので、批判する方の気持ちもわかります。

 

しかしコメントの中には、ゆたぼん君の容姿や幼い言動をバカにするようなものもあり「どうなの、これ?」というような誹謗中傷があります。

 

コメントを残す方もきっといい大人なのでしょうから、実際に動画を見て「何これ⁉」と思ったとしても、いちいちコメントなんか残さず今後見なきゃいいだけではないかと思います。

 

ゆたぼん君を担いでいる大人

ゆたぼん君のように宿題が嫌で不登校、そしてYoutuberという生き方をしている子供って本当にレアです。

するとどうしても話題になってしまうんですよね。

だから当然のようにメディアは取り上げます。

 

何故か?

 

お金になるからです。

 

両親はもちろんですが、メディアも彼を使うことで利益を得ようと考える不届きものではないでしょうか。

 

彼が世間からものすごく叩かれているこの状況をどのように感じているのでしょうか。

 

動画の中では心が強そうにも見えますが、それでもまだ10才の子供です。

見ず知らずの大人たちに悪口を言われて怖くないはずはないと思うんですけどねぇ。

 

父親やメディアがそのきっかけを作ったのは間違いないので、彼を世間に晒すにせよもう少し守ってあげられなかったのかと感じます。

 

裏でわざわざコメントを出す有名人

これ、僕の中では1番タチが悪いと思っています。

 

ゆたぼん君を取り上げた番組の中で、有名人が彼についてのコメントをするのは仕方がないことだと思います。

 

ですが、ツイッターなどのSNSで有名人が勝手に彼のことをツイートしたりするのはいかがなものかと思うんですね。

 

有名人というだけで彼らの発言にはとても影響力があります。

 

そんな方々が小学生を見て「学校だけがすべてじゃない!!」とか「好きなことをして生きるのはいいこと」など、無責任な発言はするべきではない!!

 

自分の立場を考えて発言して頂きたいですね。

 

まとめ

長々と自論を書いてしまいましたが、書いているうちにつくづく「重いテーマだなぁ」と感じました。

 

最終的な着地点として、所詮人様の家庭のことなので僕たちのような第三者が口を出すは違うのかもしれない。

 

しかし、あまりに話題になり過ぎて彼の動画を見る人が増えれば増えるほど、彼の両親に広告収入や仕事が入るのも事実です。

 

彼を批判する人がいくら多くても、彼が実際に今の生活で十分な収入を得て、お金にも困ることなく楽しく生きていくことができれば、間違いなくそれも一つの生き方として正当なものになるでしょう。

 

僕は彼を応援したいとは思いますが、別にYoutuberとしての彼を今は応援しようとは思はないので、もう2度と彼のYoutubeは見ないと思います。

 

応援してあげたい人は応援してあげれば良いし、批判したい人はコメントするのではなく、彼が学校に行けるようにYoutubeを見なければ良いのではないでしょうか?

 

本心で言いますけど、動画のゆたぼん君は少し偉そうに見えますが、よく見るとかわいらしい顔をした幼い少年ですよ。

 

きっと自分の気持ちに純粋なだけなのではないでしょうか。

 

自分の子でもなければ知り合いの子でもないのです。

そんな未熟な少年に強い言葉を投げつけるのは如何なものかと思いますね。

 

ありがとうございました。