poor Pure

完全なる雑記ブログ ~日常で思ったことや感じたこと、お店や商品の紹介などを適当に書いていきます

役職者による指示は考えて喋らないと部下に嫌われます

 

こんにちは、ぴすけです。

 

今の会社に勤めて17年が経過しました。

以前このブログ内で書きましたが、僕は今事務系の社員として働いています。

5年程前まではそれなりの営業マンとして頑張ってきましたが、病に倒れて今に至ります。

 

新しい職場にも慣れ、無難に業務を遂行する毎日です。

…が過去の実績や経験を買われ(?)事務系社員なのに何故か外出が多いです。 アホかっ!!

 

2年も経つと環境はちょいちょい変化するもので、半年ほど前に新しい支店長がやってきました。

 

支店長といっても職場にはいろいろな部署が入っていて、単純にその中にある某部署の所長的存在の人です。

たまたま支店の中で1番役職が上だということで、「一応」支店長扱いという程度です。

 

ですので僕自身直属の上司ではないので特にそれほど関わることはないし、半年同じ職場にいた感想としては特に嫌な人という感じもありません。

 

そんな支店長ですが、先日月1回程度行われている全体朝礼でこんなことを言い出しました。

 

「社用車はあくまで会社の持ちものです。車のカギは共有のキーフックにかけてから退社するようにしてください。」

 

意図としては持ち主が不在のとき、万が一車の移動が必要になったときや、未だ社用車を与えてもらっていない若手社員がいつでも利用できるようにとの理由だった。


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言ってることはそれなりに理解できます。

 

しかしこの提案には社員から受け入れられない理由があります。

 

僕は外出が多いとはいえ、一応事務系社員なので車は与えられていません。

よって直接的には関係のない話にはなるのですが、他の外勤者もやはり部署によってそれぞれ市場が違ってくるので、仕事内容や取引先への対応は変わってきます。

 

理由その1 社用車が緊急で必要となった場合に使用できない

当時僕が営業マンをしていた頃は法人さんを相手にしていたので、土日だろうが祝日だろうが関係なく取引先から連絡があり、場合によっては訪問しなくてはならなかった。

 

よっぽど近場であれば良いのだが、何十キロと離れた取引先へ自家用車で訪問するのは、ガソリン代などを考えた場合にどうしても抵抗のある社員はいます。

時間外とはいえ仕事なのだから社用車を使うのは当然の権利だと思います。

 

実際には無断での出勤はNGとなるので、万が一出勤する必要がある場合は上司の許可を取ってからの出勤となります。

許可を取った段階で仕事と認められるので、出勤するとなると社用車が必要になるわけです。(自家用車は本来NG)

 

ではその場合、会社に入ってカギを取ってから出かければ良いではないか、という話になるのですがうちの会社、休みの日の会社への出入りが基本NGなんです。

もし会社に入るのであればさらに上の本部決済となり、できることなら会社に入らずに社用車のみ使用したいというのが全社員の本音なのです。

 

仕方なく出勤するのに営業経験のないような総務の役職者に、いちいちいらんこと言われますからねー、めんどくせ。

 

そんな中、今僕がいる支店には約50名の社員が勤務しているのですが、セキュリティ上の問題とかで、あまりカギを増やしたくないという理由から、全員がカギを持っていないんです。

つまり休日に突然仕事が入ってしまった場合、社内に車のカギを取りに入ることができないという問題が発生するのです。

 

当然会社のカギを持っている社員はある程度役職の付いた社員か、もしくは昔から長く勤務している社員となるわけです。

上は上でいつでも協力してくれるような素晴らしい社員はいないので、休みの日にカギを貸してくれなんて、平の社員からはなかなか言いづらいという現状があります。

 

また、社用車の中に忘れ物をしてしまった場合にも困ってしまいます。

 

理由その2 ゴミやタバコなど車の使い方

社用車といっても一応は個人に与えられている車なので、その社員が日頃から乗りやすいように車内はカスタマイズされていきます。

 

しかし、社用車は軽やADバンなど社員によって車種が違うため、納品する荷物の大きさなどによって社員間でときどき車の貸し借りを行う場合があります。

 

人それぞれ性格が異なるので、車をきれいにしている社員もいれば、会社の車だからといって物を乱雑に載せている社員などさまざま。

車のカギが共有スペースに置かれることによって、持ち主の許可なく勝手に利用される可能性が高くなり、使用する社員によっては車を平気で汚したり、車内がタバコ臭くなってしまうことがあるので、他人に車を貸すことを嫌う社員が多いのです。

 

実際に車が必要な時は、事前に当事者同士で話をすれば良いだけなので、カギを共有スペースに置いておく必要はないのです。

 

理由その3 普段使っているカギ以外に全車両分のスペアキーが別で保管されてる

 

会社には全車両分のスペアキーが別で保管されているので、わざわざ共有スペースにカギを置いておかなくても何かあった場合はスペアキーで対応ができるはずなのです。

そのことからも、カギは基本的には社用車を所有する社員がそれぞれ持っていた方が何かと都合が良いように感じるので、会社の共有スペースに置いておく必要性を感じません。

 

実際に前の勤務地ではカギを個人で管理していたし、何かあった時はスペアキーで対応していました。

 

理由その4 そもそも社内規則にはない

前述したとおり、前の勤務地にいた時は個人でカギを管理していました。

カギを会社に置いて帰るというルールは会社として決められていることではなく、あくまで支店長が言い出したことだということ。

 

理由おまけ

支店長の提案があってから10日ほど経過しましたが、今週水曜日に退社する際支店長がご自身の社用車を開け閉めしてそのまま帰宅されました。

「…カギ置いてかないんですかー?」

   ※目撃者はおそらく僕だけ

 

今回の記事のまとめ

今回の支店長の提案はほんの一例ですが、毎日の仕事の中で上司からのたくさんの指示が部下へ飛んでいます。

しかしその指示の中には上司のしょうもない思いつきのものや根拠のないものも多くあります。

 

会社(それこそ社長の指示)の方針・もしくは根拠のあるものであれば従うべきだと思いますが、たいした根拠もなくその場の思いつきで指示されちゃあ迷惑なんですよねー。

 

ある程度納得のできるものであれば指示として受け入れますが、おかしいと思う指示についてはやはりすんなり受け入れられるものではないので、もう少し考えてから言って欲しいものです。

 

日によって言うことが変わる場合もあるので、社員は戸惑ってしまうんですよね。

僕の会社にはそのような役職者がとても多いです、人望のある役職者が全然いないのがその証拠かな。

 

会社の中でどれだけ偉くても、考えて発言しないと部下から見放されてしまいます。

中間管理職の立場にある社員が職場をうまく回していくには、やはり他の社員の立場を考えてあげることではないかなぁ。

自分の部署内ぐらいならできるハズなんですよ、何故なら平社員時代を経験しているのですから。

 

「こっちだって上から言われているんだよ!!」なんて思うかもしれませんが、その分給料に反映されているのだからそれこそ仕方がないですよね。

それが仕事なんだからできないのなら管理職を外してもらえばいいだけ、給料下がるけど。

立場の低い社員には経験がないので、中間管理職の気持ちなんてわかるわけがないんです。

 

まず立場の高い社員が低い社員に気を配り的確な指示を出すことで、信頼につながりより良い職場環境となるのではないかなと感じています。

  

ありがとうございました。