10月30日から約1ヶ月間、コンビニのミニストップにて「抹茶クリームサンド」という菓子パンが期間限定で販売開始されました。
[抹茶クリームサンド]
この抹茶クリームサンドが限定販売に至るまでには、とある学生さん達のドラマがあります。
抹茶が特産品として有名な愛知県西尾市では、西尾市の特産品である抹茶をスイーツとして広く世界へと発信するために、一般社団法人西尾市観光協会によって「抹茶スイーツ選手権」が開催されます。
この抹茶スイーツ選手権は平成26年から毎年開催されていて、参加資格は東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)と、お茶処である京都の同一高等学校及び専門学校生の3人1組のパティシエ(男女混合可能)となっています。
「いつでも、どこでも抹茶スイーツ」をテーマに、「西尾市の抹茶」を使用して、焼菓子・スイーツ・菓子パンなどの常温で保存・販売できるものを創作し、各チームが優勝を目指すというものです。
そして優秀作品は商品化され、コンビニのミニストップの一部店舗にて販売されるという流れとなっています。
今回計16校59チームが参加し、名古屋調理師専門学校のチーム「Avancer(アバンセ)」が優勝し、この優勝作品となった「koi・koi・NISHIO ~恋・来い・西尾~」のコンセプトを基にした菓子パンが販売されました。
[koi・koi・NISHIO ~恋・来い・西尾~]
※愛知県ホームページより
優勝作品おいしそう、これをそのまま食べてみたい…(゜ρ゜)
さて、前置きが長くなってしまいましたが、商品化された菓子パン「抹茶クリームサンド」のクオリティが気になります。
緑色がかったスポンジ生地には抹茶が練り込まれている様子。
スポンジ生地の上部には抹茶チョコレートがストライプ状に引かれていて、粗めに砕かれたアーモンドが散りばめられて、見た目にインパクトがあります。
スポンジ生地の中には商品名通り、抹茶クリームがサンドされていて、全体的に抹茶づくしといった感じ。
食べた感じは、スポンジ生地自体はそれほどしっとりしているといった感じではなく、水分が少なめ。
悪い言い方をすれば、ほんの少しだけですがパサつきを感じる。
確かに生地がこれ以上しっとりしてくると、商品的に菓子パンではなく、ケーキ(スイーツ)になってしまうと思うので、あくまで菓子パンとしてのクオリティにこだわったのかなと感じます。
サンドされている抹茶クリームは少し甘めとなっていて、抹茶自体の味は濃くないので、抹茶が苦手な方でも食べられると思います。
抹茶好きとしては少し物足りなさを感じるものの、抹茶チョコと粉砕ナッツの食感など、全体的にバランスが良く、おいしく頂くことができました。
おそらく今月いっぱいの商品なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
愛知県ホームページ ※抹茶スイーツ選手権
抹茶クリームサンド
販売期間:10月30日から約1ヶ月間
価格:138円(税込)
販売地域:東海・近畿・四国・静岡県の一部