東名高速道路下りの追い越し車線を走行中、紅葉マークを付けた白の軽自動車に煽られました。
前には何台も車が繋がっていたのに煽ってくるので「こいつなんじゃい!」と思いながらも、気分が悪いので走行車線に車線変更しました。
ルームミラーからは光の加減でよく見えなかったので、車線変更後に右側を走行する煽り野郎をチラ見すると、サングラスをかけた白髪のじいさんでした。
車線変更後にもそのじいさんは、前が詰まっているにも関わらずまた煽り続けていました。
場面は変わりますが、走行車線にトラックが2台走っていて、私が追い越し車線を走っていると、2台のうちの前のトラックがなぜか追い越し車線に車線変更してきました。
走行車線にはトラック2台しかいなかったので、追い越す車がいないにも関わらず私の前に来たのです。
車線変更するのは別に良いのですが、これまたなぜか走行車線と同じスピードをキープしていて、私の車は車線変更してきた前のトラックと左のトラックに挟まれた状態になりました。
「何かした?それとも何かの嫌がらせ?」と思いつつ、左のトラックのスピードが徐々に落ちていったので、私は走行車線へ移りました。
当然追い越し車線では、そのトラックが原因で後ろに何台もの車が連なっていて、トラックのすぐ後ろの車は、車間距離を詰めてなんとなく煽っているように見え、しばらくするとそのトラックは走行車線に戻ってきました。
先に述べた高齢者に煽られた話ですが、そもそも前に何台も車がいるのになぜ煽るのかが理解不明。
なんとなくですが、30代~50代のドライバーに煽り運転者が多いイメージでしたが、結局のところ年齢なんて関係なく、ドライバーの性格ですね。
また、無意味に追い越し車線に車線変更してきたトラックですが、この人も意味不明。
こういう運転をされると、イライラして煽りたくなる気持ちもわからなくもないですね。
煽り運転自体昔から非常に多かったと思いますが、最近ではドライブレコーダーの普及によって、かなり悪質な煽り運転を行うドライバーが目立ってきました。
そんな中最近インパクトのあった事件では、昨年東名高速で、子供を残して夫婦が犠牲となった事件や、こちらも東名高速でトレーラー運転手が煽られたドライバーに模造刀で暴行を受けた事件が記憶に新しいです。
その他にも、大きくは報道されていませんが、煽り運転からの暴行など、実際にちょこちょこ事件が起きています。
こういった事件の背景について私が感じているのは、「煽り運転の原因」について、一般的に普通の運転をしているドライバーも、普段の運転について考える必要があるということです。
2つ目の事例で述べたように、わざわざ追い越し車線に出てきて後続車の流れを止めてしまうドライバーにも責任があるということ。
もちろん、どんな理由があるにせよ、煽り運転を行うドライバーが全面的に悪いし、もし誰かを傷付けるようなことがあるとすれば、厳しい罰を受けるべきだとも思います。
それは揺るぎないのですが、気が付いてないとはいえ、他のドライバーに迷惑をかけている状況があるのであれば、煽られても仕方がないというのも事実です。
トラブルに巻き込まれないために、煽る側はもちろんですが、運転する全てのドライバーが制限速度を守りつつ、交通の流れを止めていないか、急な進路変更で後続車に迷惑をかけていないかなど、他のドライバーに気を配りながら運転する必要がありますね。
気をつけましょ。